マンU退団のポグバ、モウリーニョとの確執を回想。「まったく気に入らなかった」指揮官の行動とは?

2022年06月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すべては僕がケガをしたときに始まった」

モウリーニョ(右)との確執を振り返ったポグバ。 (C) Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッド退団が決まったポール・ポグバが、大きく注目されたジョゼ・モウリーニョ元監督との確執を振り返っている。指揮官のある行為をきっかけに溝ができたと明かした。

『Amazon Prime』で公開された自身のドキュメンタリー「Pogmentary」の中で、ポグバは「すべては僕がケガをしたときに始まった」と話している。(英紙『Daily Mail』より)

「リハビリのためにマイアミに行くことにした。そこでパパラッチに妻と一緒のときの写真を撮られた。モウリーニョはその写真を(代理人の故ミーノ・)ライオラに送ったんだ。まったく気に入らなかった。本当にまったくだ。モウリーニョに言ったよ。『マジか?僕はケガをしている。でも、1日3回トレーニングするためにここに来ているんだ。僕を誰だと思っている?僕はほかの選手たちとは違う』とね」

モウリーニョのライオラへの「報告」を、自身のプロ意識に対する疑問符ととらえたのだろうか。モウリーニョがポグバを副主将から降格させたり、練習場での不穏なやり取りがテレビカメラに映されるなど、両者が不和にあったのは周知のとおりだ。

【動画】ポグバとモウリーニョの不仲説を決定付ける流出映像
 ポグバは「僕にとっては新しいことだった。監督と問題になったことはなかったんだ」と述べつつ、人間としてモウリーニョとの関係を絶つ考えではないとも話した。

「明日モウリーニョに会うとなったら、彼と冗談を言う。わだかまりを引きずることはない」

 ユベントスへの復帰が濃厚と言われているポグバは。指揮を執るのは、以前在籍時に良好な関係で知られたマッシミリアーノ・アッレーグリだ。そのことも、新天地を決める理由だったのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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