日本代表は６月14日、キリンカップサッカー2022の決勝で、チュニジア代表とパナソニックスタジアム吹田で対戦。０-３の完敗を喫した。

　右ウイングの伊東純也が送り込んだ絶好のクロスを鎌田大地がシュートミスをするなど、前半の決定機をフイにすると、55分に吉田麻也が献上したPKで失点。76分と90＋３分にも緩慢な守備から被弾し、まさかの惨敗となった。

　この敗北を中国のメディアも注目。ポータルサイト『捜狐』は「日本が悲惨な敗北」と報じ、「日本代表は65％のボールポゼッションだったが、チュニジアが決定的な動きを見せ、６本のシュート、うち３本の枠内シュートで３ゴールと効率の王になり、日本に屈辱的な敗北をもたらした」と伝えた。

【動画】「吉田がザルだった」中国メディアが酷評した日本の失点シーン

　一方で、「（６月シリーズ）全体のパフォーマンスは素晴らしかった。日本はパラグアイとガーナを４-１と圧倒的なアドバンテージで次々と破り、アジアサッカー最高レベルの強さを示した。超豪華なラインナップを組んだ５つ星のブラジルも、ネイマールのPKで１-０で勝つのに苦労した」と綴っており、だからこそチュニジアに大敗したのは驚きだったようだ。

　また同サイトの別の記事では、３失点に絡んだ主将の吉田麻也について、「日本のキャプテンが贈り物をし続け、３ゴールの大失態を引き起こした」と酷評。「後半、DFの吉田が最大のザルになった」とこき下ろしている。

　結局、森保ジャパンの６月シリーズは２勝２敗で８得点６失点。クリーンシートは一度もなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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