「日本は予想以上に強かった」U-23韓国の元Jリーガー指揮官、批判殺到の屈辱的惨敗に“日韓の違い”を吐露「特別な試合なのに…」

2022年06月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今後は絶対に失望させないよう死力を尽くして準備をする」

完敗を喫した日韓戦を振り返ったファン・ソンホン監督。(C)2022 Asian Football Confederation (AFC)

 批判を浴びている敗軍の将がコメントを発表した。

 現地時間6月12日に行なわれたU-23アジアカップの準々決勝で、U-23韓国代表はU-21日本代表と対戦。0-3の完敗を喫した。

"2歳下"の代表であるライバルの日本に屈辱的な惨敗を喫したことで、矢面に立たされているファン・ソンホン監督が翌13日、韓国サッカー協会を通じ、一問一答のかたちでコメントを発表した。韓国メディア『InterFootball』が伝えている。

「遅くまで見てくださった国民の皆さんに、このような結果で失望させてしまい、申し訳ない。どんな理由があろうとも、完全に監督の責任だ。メンバー構成、試合のコンセプト、動機付けなど私に多くが不足していたようだ。しかし選手たちは最善を尽くした」

 そう切り出した指揮官は、「まだ若い選手たちなので、もっと細心の準備をしなければならなかった」と続け、日本との違いを語っている。

「日本は強いだろうと予想していたが、実際にやってみるともっと強かった。準備をたくさんしたきた感じを受けた。すべての部分でよく準備された相手とそうでなかった私たちとの違いが結果につながったようだ。今後は絶対に失望させないよう死力を尽くして準備をする」

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 また、「日韓戦なのにモチベ―ションが感じられなかった」との指摘については、「懸念していたように、アジアの試合で、若い選手たちのモチベーションを上げるのに難しさがあった。しかし、日韓戦という特別な試合でそのような指摘を受ける状況になったのは深刻に考えている。今後は、チーム作りをするうえで、改善するべきだと思う」と話している。

「心から申し訳なく思っている。二度とこのようなことが起こらないように、変わった姿を見せられるように努力する。最善を尽くして強いチームを作るよう努める」

「言い訳をしたくない」と言いながらも、「同じメンバーでトレーニングをすることができず、招集ごとにメンバー構成が変わり、組織力を整えるのに困難があった。やりたいことを共有するのが難しい部分があった」ともこぼしたファン・ソンホン監督。セレッソ大阪や柏レイソルでも活躍した名ストライカーは、この苦境を乗り切れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

[試合情報]
AFC U23アジアカップ2022
準決勝
日本代表 vs ウズベキスタン代表
2022年6月16日(木)1時キックオフ
DAZN独占配信

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