韓国メディアが森保Jの戦いぶりを“変化無双”と評価! W杯同組ガーナのメンバーには失望「日本にゴールを決めて喜ぶ選手はいなかった」

2022年06月11日 ピッチコミュニケーションズ

「日本にとっても物足りなさが大きかった」

日本はガーナに4-1の快勝。試合結果を韓国主要メディアもこぞって報じた。写真:塚本凜平(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表対ガーナ代表の試合結果は、韓国の主要メディアもこぞって報じている。

「ベント韓国のW杯相手ガーナ、日本に1-4の完敗」(通信社『NEWSIS』)、「韓国のW杯の相手ガーナ、日本に1-4の完敗の屈辱」(総合メディア『イーデイリー』)など、ほとんどのメディアがガーナを主語にして報じていた。

 それもそのはず。パウロ・ベント監督率いる韓国代表は、カタール・ワールドカップのグループステージでガーナ代表と同じグループHに所属。ライバル日本との対戦がひとつの参考になるということから、対戦前から「ベント号のW杯の相手ガーナ、"永遠のライバル"日本に弱点を見せるか?」(スポーツ総合メディア『SPOTV NEWES』)と注目されていた。

 しかし、今回来日したガーナ代表のメンバー構成には韓国メディアもがっかり。ネットメディア『スポーツ韓国』は「日本を相手にしたガーナは2.5軍、日本、ガーナ、韓国、すべてが失望」と報道した。

「日本としてはW杯を約5か月後に控え、意味のある親善試合を望んだが、2軍級メンバーのガーナ相手の大勝に満足しなければならなかった」とし、「日本は4-1の大勝を収めたが、ゴールを決めて喜ぶ選手はいなかった。それだけガーナの戦力自体、日本にとっても物足りなさが大きかった」と報じた。
 
 全国スポーツ紙『スポーツソウル』も「W杯で韓国と対戦のガーナ代表、1.5軍で日本に4-1の完敗」と題した記事の中で、「選手18人だけが日本行きの飛行機に乗って来日。それも精鋭メンバーではなかった。実際、日本代表に対して無気力で負けた」とガーナ代表を切り捨てた。

 そのうえで「今回のメンバーは1.5軍級だったと言わざるを得ない。アーセナルのトーマス・パーテイ、帰化を推進中のタリク・ランプティ(ブライトン)、カラム・ハドソン=オドイ(チェルシー)、エディー・ヌケティア(アーセナル)らが加わると、今とは全く違うチームになる見通しだ」と、あくまでもガーナ代表を主語にして試合結果報道を締めくくっている。
 

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