［キリンカップ］日本 ４-１ ガーナ／６月10日／ノエビアスタジアム神戸

"６月シリーズ"として今年11月末のカタール・ワールドカップに向けた４つの強化試合を戦っている森保ジャパンは、６月10日にその第３戦としてガーナとノエビアスタジアム神戸で対戦。４-１で勝利を収めた。

　三笘薫のゴールや、久保建英のA代表初得点などで３-１とリードして迎えた82分、待望の瞬間を迎えたのが、上田綺世との交代でピッチに立ったばかりだった前田大然だ。

　相手エリア内の右を伊東純也が自慢のスピードを生かして突破すると、そのクロスに身体を投げ出すように合わせてみせた。

　これが嬉しいA代表初ゴールだ。その率直な想いは「ホッとしています」というもの。
 

　前田は札幌で行なわれた６月２日のパラグアイ戦で数回の決定機を迎えながら、モノにできずにいた。

　それだけに落ち込む部分もあっただろうが、動画などを通じた家族らからの励ましの声で奮い立ったという。だからこそ「本当に僕は周りの人に支えれらています」という言葉が口をついた。

「娘が誕生日が近かったので」と、笑顔で改めてゴールを振り返った前田。忘れられない一戦になったようだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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