「犯してはいけないミスもある」解説陣はガーナ戦の失点シーンに苦言も「飛び込む姿勢が素晴らしい」日本の2点目を称賛

2022年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

先発の上田のプレーにも言及

2点目を挙げた三笘。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

 日本代表は6月10日、キリンカップサッカー2022でガーナ代表と対戦。試合はノエビアスタジアム神戸で18時55分にキックオフされた。

 試合を中継するTBSでゲスト解説を務めるヴィッセル神戸の槙野智章は、今回の6月シリーズで初出場した上田綺世を称賛した。

 20分に柴崎岳のクロスボールから強烈なヘディングシュートを放つと、「上田の一番の良さは高さ。横からのクロスでも高さがある」と解説。

 さらに、「前線からのチェイシングが賢い。高い位置でボールを奪ってから仕掛ける、ショートカウンターも強烈。攻撃だけではなく、守備での貢献度も高い」と対峙した経験も明かす。
 
 日本は29分に山根視来のゴールで先制するものの、44分にミスから失点。

 解説の福田正博氏は「キックが引っかかったのかな。しっかり見ていたがどうしたのでしょうか」と山根のパスが相手へと渡ってしまったシーンに言及。「このレベルではミスが出ると失点に繋がってしまう。犯してはいけないミスもある。時間も良くない」と苦言を呈した。

 しかし、前半終了間際のアディショナルタイムに左サイドの三笘薫のクロスが直接ゴールに吸い込まれ、日本が再びリードを奪う。

 福田氏は「三笘のクロスが素晴らしかった。だけど、上田と堂安(律)が飛び込んだことでゴールが生まれた。飛び込む姿勢が素晴らしい」と賞賛。槙野も「この(ゴール前に飛び込む)動きが大事」とふたりのゴールへの意欲を称えた。

 試合は2-1と日本がリードして後半を迎えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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