「俺に指導は必要ない!」レバンドフスキがバイエルン指揮官と衝突? 「移籍を求める引き金になった」と現地報道

2022年06月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

レバンドフスキは今夏の移籍を希望している

口論が報じられたレバンドフスキ(左)とナーゲルスマン監督(右)。(C)Getty Images

 ブンデスリーガのバイエルンに所属するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキは、8年在籍したクラブを今夏に離れることを希望。2023年6月末までの契約を残している状況だが、「僕はこのクラブを離れたい」と明言しており、移籍することが濃厚視されている。

 先日は、退団に関して「クラブが全く協力的ではない」と不満を明かしていた33歳のストライカーだが、どうやら指揮官であるユリアン・ナーゲルスマンとの関係にも問題があるようだ。ドイツ・メディア『TZ』が報じている。

「ナーゲルスマンは常にトレーニングでレバンドフスキの気分を察知しながら指揮を担当してきた。だが、あるセッションでポジショニングについて助言をした。34歳の指揮官は、チームメイトがクロスを上げたときの走り方を指導した。だがこれに腹を立てたストライカーは監督に反撃。『41ゴールを挙げたのは俺自身であり、お前じゃない! 俺に指導は必要ない!』と言い返したのだ」
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 これにより、レバンドフスキとナーゲルスマンの関係は悪化。昨年12月には足首を痛めたため、クリスマスの帰国も諦めるようにと通達があったが、クラブの指示を無視してレバンドフスキはプライベートジェットで母国に帰還。以降、「関係の修復はできていない。間接的に移籍を求める引き金になった可能性すらある」(『TZ』)と指摘している。

 そのレバンドフスキはラ・リーガのバルセロナへの移籍を希望しているとされる。UEFAネイションズ・リーグの会見に出席した際には、「僕はただ、バイエルンを去りたいだけだ。僕が去ることでクラブと僕自身にも利益がある」と述べたという。

「僕はバイエルンで幸せだった。ピッチ内外で素晴らしい人たちに出会った。でもサッカーには別れがつきもの。あくまで僕の意見だが、精神的な変化が必要だと感じたら、正直にそう言うのがフェアだと思う」

 在籍した8年間で公式戦375試合・344ゴールという金字塔を打ち立て、昨シーズンは41ゴールをマークし、ブンデスの得点王記録も塗り替えた。クラブにとっては間違いなくレジェンドと呼ぶべき存在の動向が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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