上田綺世、ガーナ戦で「僕の価値」を証明できるか。三笘、堂安との同世代3トップにも手応え

2022年06月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

「代表なので、勝つために必要だと思う選手が出るのが当たり前」

6月シリーズはまだ出番のない上田。ガーナ戦で出場なるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表の上田綺世が6月9日、オンライン取材に応じ、6月シリーズ初出場へ意気込みを語った。

 今季のJ1リーグで得点ランキングトップの10ゴールを挙げている上田だが、キリンチャレンジカップ2022の6月2日のパラグアイ戦(4-1)、同6日のブラジル戦(0-1)では出場機会を与えられていない。

 上田は、「代表なので、勝つために必要だと思う選手が出るのが当たり前。それに至らなかっただけ」とここまでの2試合について振り返り、こう語った。

「目で見る情報と入って感じる感覚的なものは違うと思う。僕は中に入れていないので、何か言えることはない。まずは良い準備をして、チャンスをもらえたら100パーセント発揮したいと思う」
 
 CF候補の23歳は、8日の練習時は右に堂安律、左に三笘薫と同世代の3トップを形成。東京五輪代表チームで共闘した経験もある。ふたりとのコンビネーションについては、手応えも感じているようだ。

「お互い特長も違う。薫君も律も、持ち方もやりたいプレーも違う。そこは合わせるところを合わせて、お互いの特長を引き出し合えたら良いと思います」

 目ざすのは常に得点だ。

「FWに求められることが得点だということは森保監督でも、そうでなくても変わらない本質だと思っています。僕は常に意識していますし、そこがなくなってしまったら僕の価値はなくなると思うので、まずそこを意識しています」

 今季の鹿島で見せている、多彩なパターンから、強烈な一撃を叩き込めるか。勢いに乗る点取り屋が代表初ゴールを狙う。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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