2021－22シーズンのヨーロッパカンファレンスリーグ初代王者に輝いたローマが、新シーズンに向けて補強に動いている。

　ローマとの契約が間近と言われているのが、マンチェスター・Ｕとの契約を満了するネマニャ・マティッチだ。６月５日に『Gazzetta dello Sport』紙が「ジョゼ・モウリーニョ監督のリクエスト。フリートランスファーでやってくる」と伝えた。

　マティッチとモウリーニョは、チェルシー、マンチェスター・Ｕで共に戦った経験がある。同紙は、「まだ正式にサインはしていないが、来週にも契約を結ぶだろう。新シーズンのローマの補強第一号だ」とした。
 

　ローマはさらなる補強を計画している。同紙によると、FWゴンサロ・ゲデス（バレンシア）、MFグラニト・ジャカ（アーセナル）、MFドグラス・ルイス（アストン・ビラ）、MFマクシム・ロペズ（サッスオーロ）、MFイェルディ・シャウテン（ボローニャ）、DFマルコス・セネシ（フェイエノールト）らが候補者に挙がっているという。

　また、『Corriere dello Sport』紙は、MFレアンドロ・パレデス（パリSG）、MFジャン＝ヴィクトル・マケンゴ（ウデイネーゼ）、MFイスコ（Ｒ・マドリー）にも関心を示していると報道。チアゴ・ピントGD（ゼネラルディレクター）は「新シーズンは、より強いチームを作る」と明言しており、この夏、ローマが大きな動きを見せそうだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部