【総体予選】戦国・静岡を制したのは磐田東! 福岡、新潟、兵庫、京都などで新たに14校の本大会行きが確定!

2022年06月05日 高校サッカーダイジェスト編集部

九国大付が壮絶PK戦をモノにして全国へ!

17年ぶりとなる本大会行きを決めた磐田東。FW徳増(11番)は貴重な追加点をゲットした。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 6月5日、令和4年度・全国高校総体(インターハイ)の男子サッカー予選が全国各地で開催され、新たに13の会場で14の代表校が決定した。

 戦国トーナメントと化した静岡予選の決勝は、磐田東と藤枝明誠が激突。開始1分、常葉大橘、浜松開誠館、静岡学園を連破してきた磐田東がいきなり均衡を破る。俊足を飛ばした谷野が敵DFラインを切り裂き、豪快に先制点を蹴り込んだ。試合はその後、一進一退の攻防が続く好勝負となり、終盤戦へ。そして後半31分、次の1点を奪ったのは磐田東だった。瀧井のシュートがディフレクトしてこぼれ、徳増が素早く反応して押し込んだのだ。磐田東が2-0で勝利を飾り、実に16大会ぶりとなる本大会行きを掴んでいる。
 

 東福岡がベスト8で姿を消す波乱含みの福岡を制したのは九州国際大付だ。決勝で大会連覇を狙う飯塚と対峙。0-0で折り返した後半の22分、飯塚の芳野に頭でねじ込まれて先制を許すが、九州国際大付もその4分後、濵田が強烈な直接FKを決めてすぐさま同点に追いつく。試合は1-1のまま延長戦に入っても決着が付かず、PK戦へ突入。キッカーが2巡目まで回る大熱戦を12―11で辛うじてモノにし、九州国際大付が8大会ぶり2回目の出場を決めた。

 そのほか、日曜日は尚志(福島)、山形中央(山形)、帝京長岡(新潟)、東海大諏訪(長野)、富山一(富山)、丸岡(福井)、東山(京都)、三田学園(兵庫)、生駒(奈良)、米子北(鳥取)が本大会に名乗りを上げた。さらに開催県で出場2枠を持つ徳島では準決勝が実施され、第1試合で徳島市立が小松島を4-0で下し、第2試合では徳島科学技術が徳島北を1-0で破って、それぞれ出場切符を手中に収めている。

次ページ今年のサッカー本大会は徳島県各地で開催

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事