【日本4-1パラグアイ|採点&寸評】堂安が気合いのプレーを見せれば鎌田はピッチを舞う。デビューの伊藤を含め各選手がアピール

2022年06月02日 本田健介(サッカーダイジェスト)

伊藤はデビュー戦で奮闘

【警告】日本=なし パラグアイ=アルデレテ(43分)、ゴンサレス(55分)
【退場】日本=なし パラグアイ=なし
【MAN OF THE MATCH】鎌田大地(日本)

[キリンチャレンジカップ]日本 4-1 パラグアイ/6月2日/札幌ドーム
 
【日本代表・総評】
6.5
 ワールドカップに向けた強化試合として組まれた4つのゲーム"6月シリーズ"の初戦に快勝。各選手がアピールに燃え、伊藤のデビュー、4-3-3と4-2-3-1のような形の使い分けなど、収穫のあるゲームにもなった。ただし、パラグアイのパフォーマンスが低かったことも付記しなくてはいけない。MOMは堂安、鎌田らで悩みつつ……。
 
【個人採点・寸評】
GK
23 シュミット ダニエル 6
守護神の権田に代わって先発。後半に1失点したとはいえ、28分には相手のミドル、直後のFKもセーブ。ハイボールの処理も落ち着いており、声も出ていた。
 
DF
22 吉田麻也 5.5(HT OUT)
相棒の谷口と協力してパラグアイの攻撃を抑えた。ただ自陣で足を滑らすなどやや危ないシーンも。どこかピリッとしない印象が。前半でお役御免。
 
3 谷口彰悟 6
1失点したが、力強い守備対応を披露。パスを引っかけられたシーンもギリギリのコースを狙っているからこそ。後半はキャプテンマークを巻き、代表戦士としての風格も。
 
2 山根視来 6
同僚の谷口同様にパスミスはあったが、こちらも危険なエリアにボールを送ろうとしたからこそ。ウイングの堂安との連係でシュートに持ち込むシーンも。終盤は少しトーンダウンしたか。
 
26 伊藤洋輝 6
6月シリーズでA代表初選出を果たすと、その初戦で左SBとして先発して嬉しいデビュー。ボランチもこなせるだけに足もとの技術、視野の広さはさすがで、浅野がゴールを決めた場面では前線にフィードを供給。後半からはCBも務めた。今後に向けて面白い存在だ。ただ6.5も考えていた矢先、パスミスが失点に直結。CBとしてはドタバタしたシーンも。
 

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