「絶対ダメでしょ」城彰二が秀岳館高サッカー部の暴力問題に見解。自身の学生時代は「監督から愛情を感じていた」

2022年06月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「いろいろあったよ俺たちの時代も」

元日本代表の城氏が秀岳館高サッカー部の暴行問題について言及した。(C)SOCCER DIGEST

 元日本代表FWの城彰二氏が、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』に最新コンテンツを投稿。熊本県八代市の秀岳館高サッカー部で起きた暴力問題について言及した。

 SNS上で同サッカー部の男性コーチが部員に対して殴る、蹴るなどの暴行を加えている動画が拡散され、大きな波紋を広げた問題に対し、城氏は、「あれは絶対ダメでしょ。やっちゃいけないことをコーチがやってしまった」と苦言を呈した。

 また、「昔はあったってよく言うけど、殴られたりね。いろいろあったよ俺たちの時代も」と自身の経験を踏まえ、こう続けた。

「昔は良かったのかって言ったらそうではないかもしれない。だけど、自分も先生に対して絶対の信頼度があったし、その監督からも子どもたちを包み込むというか、本当に俺たちのために一生懸命やってくれていて、愛情を感じていた。(暴力は)いけないことだよ絶対に。でも俺はあの時代はあの時代で、あれがあったから、と思って過ごすようにしている」
 
 そのうえで、「これは俺の考え方だけど、勝負の世界になったときに、優しく指導されていて、生きるか死ぬかの戦いでそこを勝ち抜けるかと言ったら、そうじゃないかもしれない」と持論を述べた。

 ただ厳しい指導は、「生徒も、監督を絶対信頼するって思っていたら、強い口調で言われても嫌だと思わないはず」と、監督、コーチと生徒の信頼関係のうえで成り立つとの見解を示した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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