「マネ退団なら残留も」南野拓実の去就に現地メディアが見解!「彼がようやく活躍することになるかもしれない」

2022年06月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本代表はリバプールを去る見込みとされていたが…」

インテル、ラツィオ、リーズなどからの関心が伝えられている南野。(C)Getty Images

 南野拓実の今夏の去就が騒がれているのは、出場機会の少なさから移籍するかもしれないからだ。出場機会が少ないのは、リバプールの攻撃陣にワールドクラスの選手たちがいるからだ。

 では、その選手のひとりがいなくなった場合、南野はチームから去るべきなのだろうか。リバプール専門サイト『ROUSING THE KOP』は5月31日、バイエルンへの移籍が注目されているサディオ・マネがリバプールを去った場合、南野は残留するかもしれないと報じた。

 同メディアは「今夏マネが退団するなら、タクミ・ミナミノはもっとアンフィールドにとどまることになるかもしれない」と伝えている。

「マネが重要な選手であることは変わらず、リバプールにとってバッドニュースなのは疑いない。だが、それは今シーズンに静かながら素晴らしいシーズンを過ごしたミナミノの扉を開けるかもしれない。日本代表はリバプールを去る見込みとされていたが、マネの穴を埋めるために残るかもしれない」
 
 さらに、『ROUSING THE KOPは「ともに攻撃の選手ということ以外、ミナミノとマネを比較することはできない」と、両者が異なるタイプの選手としたうえで、南野がマネの代わりに前線の中央でプレーすることは可能との見解を示している。

「タキがベストを発揮するのはライン間で、マネがベストなのはDFと対峙して抜くときだ。だがそれは、ミナミノが最近のマネのような中央の役割を担うことができないという意味ではない」

「中央で起用されたときはいつでも、最もやりやそうだった。そのポジションの選手がひとり減れば、彼がようやく活躍することになるかもしれない」

 周知のとおり、今季の南野は限られたチャンスを生かして公式戦で二桁得点と結果を出してきた。それだけに、ROUSING THE KOPは、他クラブの関心も認めつつ、本人次第と締めくくった。

「ミナミノを今夏残すのは、言うよりも簡単ではないかもしれない。すでに数クラブの関心が報じられている。それらのクラブはもちろん、彼にリバプールでの2年半以上の出場機会を与えることができるだろう。彼にとって納得のいくオファーが届いたら、道を阻むのはアンフェアと思うはずだ」

「ただ、以前はチーム内でポジションを争うために誘いを断った。マネ退団で自分の出場機会が増えると考えれば、彼は(残留して)またやるかもしれない」

 南野の決断が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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