元日本代表FWの城彰二氏が５月28日、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』に最新コンテンツを投稿。４月に規律違反を起こしたC大阪の乾貴士について言及した。

　乾は４月５日に行なわれたJ１リーグ第７節・柏戦の62分に途中交代を命じられた際、差し伸べられた監督の手を払いのけて暴言を吐くなど、不満な態度を示した。また試合後にも規律・秩序を乱す行動が確認されたとして、クラブは同選手に６試合の出場停止の処分を下した。

　この問題に対して城氏は、「（乾は）たぶん監督のことが嫌いなんでしょ。それだけだと思う」と見解。続けて、率直な考えを口にした。

「交代させられたことや、その前のプレーからなかなかうまくいかないとか、選手はイライラが募ることがあるけど、乾はキャプテンをやっていたし、あそこまで露骨にやってしまうと、チームの輪が乱れてしまうから、ちょっとやりすぎたかなというのはある。ただその反面、選手はあのぐらいじゃないと、俺はちょっと物足りなくなる感じもある」
 

　さらに、「これはあくまで予想だけど…」と自身の憶測であると強調したうえで、次のように述べた。

「交代したあとにロッカールームで荒れたんだと思うよ。裏でいろいろやったんじゃないかな。そこで態度が悪くて、クラブ側も他の選手に示しがつかないということで、６試合の出場停止にしたんじゃないかなって」

　また自らの現役時代に触れ、「俺も交代して、ふざけんなよって蹴ったらロッカーがへこんで、20万円くらい弁償した」と告白。その後、Jリーグ規律委員会に呼ばれ、100万円の罰金処分を受けたとの知られざるエピソードを明かした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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