「サウサンプトンでは素晴らしかった」南野拓実、約25億円の価格設定は妥当と元プレミア戦士が見解!「エリクセンの代役になれる」

2022年05月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「この上なくフェアな要求額だ」

インテル、ラツィオ、リーズなどが興味を持っているとされる南野。(C)Getty Images

 2つの国内カップ戦でチーム最多得点を挙げ、リバプールの2冠に大きく貢献したが、決勝という大舞台に立つことはなく、プレミアリーグ先発出場が1試合だった選手の市場価値はどれほどか。

 リバプール専門サイト『Anfield Watch』は先日、今夏の去就が注目される南野について、リバプールが1700万ポンド(約25億5000万円)に価格を設定していると報じた。リーズやラツィオ、インテルといったクラブが関心を寄せているとも言われる。

 一昨シーズン途中にレッドブル・ザルツブルクから加入した南野は、昨季後半戦でサウサンプトンにレンタル移籍。今季はリバプールでフルシーズンを過ごし、前述のようにリーグカップとFAカップで随所に活躍したが、プレミアリーグでは出場機会に恵まれなかった。

 現役時代にリーズなどで活躍したノエル・ウィーランは、『Football Insider』で1700万ポンドが妥当か問われると「まったく妥当だ」と答えている。

「ゴール前での記録が良い選手に対する価格としては素晴らしい。この上なくフェアな要求額だ」
 
 ウィーランは「彼は態度が良く、練習で頑張る選手のようだ」と賛辞を寄せた。

「サウサンプトンでは素晴らしかった。活躍するために見事な根気を見せた。この夏、彼を戻すために取引できるか探るはずだ。ブレントフォードのようなクラブもそうだろうね。クリスティアン・エリクセンが移籍するなら、その素晴らしい代わりとなる」

 南野のリバプールへの移籍金は725万ポンド(約11億円)と言われる。それから2年半で約1000万ポンド(約15億円)の"黒字"は、リバプールにとって妥当な数字なのか。それは、今後の南野のキャリア次第でもある。

 まずは、27歳とキャリアの大事な時期を迎えた日本代表FWの決断に注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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