現地時間５月22日に開催されたプレミアリーグの最終節（第38節）で、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンはノーリッジを相手に２ゴールをマーク。リバプールのモハメド・サラーと23点で並び、アジア出身選手として初めて欧州５大リーグの得点王に輝く偉業を達成した。

　そのソン・フンミンは24日、６月の代表戦に出場するために韓国へ帰国。仁川国際空港に降り立った際の対応が話題となっている。

　メガネを掛けて白いTシャツ姿で登場した韓国のエースは、得点王に贈られる黄金のスパイクのトロフィーを箱から出して、報道陣の写真撮影に応じ、待ち受けていたファンに何度も頭を下げた。

　韓国メディア『my daily』は、「プレミア得点王ソン・フンミンが空港を麻痺させた」と見出しを打った記事を掲載。「入国ゲートには100人余りの取材陣とファンが集まっていた」と伝えた。
 

　記事は、29歳のアタッカーが何度も深々と挨拶をした様子に注目。「ファンに向かって６回も頭を下げて、感謝の気持ちを伝えた。コロナ以降、帰国をする時はファンの数は20人ほどだったが、この日は100人以上がいた。歓迎してくれたファンに感謝の気持ちを伝えたくて頭を下げたのだろう」と報じている。

　また、『MoneyS』も、「実力も驚異的で、マナーも"キング"だ」と報道。空港を出て、タクシーに乗る寸前までファンに手を振って挨拶する姿が収められた動画などが出回り、SNS上で「ソン・フンミンは素晴らしい人間」とこの"神対応"を話題にする投稿が目立ったと伝えた。

　ファンからは、「ソン・フンミンは、タクシーに乗る直前までファンに挨拶した」「やはりソン・フンミンだ」「すごい」などの声があがったという。

　ナイスガイで知られる隣国のスターは、プレーだけでなく人柄でもファンを虜にしているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

 

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