相手選手につばを吐いて退場の横浜アンデルソン・ロペス、処分が決定。計6試合の出場停止および罰金60万など

2022年05月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

出場停止期間中に開催される天皇杯も出場停止

横浜がA・ロペスの出場停止処分を発表した。(C)SOCCER DIGEST

 横浜F・マリノスは5月24日、アンデルソン・ロペスの出場停止処分について発表した。

 同選手は5月21日に行なわれたJ1第14節のアビスパ福岡戦にて、ボールとは関係のないところで相手競技者の胸付近につばを吐いたとして退場処分に。この行為について、Jリーグ規律委員会による処分内容が決定した。

 同委員会による処分は、J1リーグ計6試合の出場停止および罰金(60万円)に。また、クラブ独自の処分として、出場停止期間中に開催される天皇杯を出場停止とした。
 
 クラブは「今回の行為は、いかなる理由があっても許されるものではありません。すべてのサッカーファンならびに関係者の皆さまへお詫びし、再発防止に向けて選手への指導をしてまいります」と記した。

 またA・ロペスは「私の行為について、スタジアムに来場いただいた皆さま、ファン・サポーターの皆さま、サッカーに関わるすべての皆さまに心からお詫び申し上げます。今回の件を猛省し、処分をしっかりと受け止め、改めてまいります」と誓った。

■Jリーグ規律委員会による処分内容
2022明治安田生命J1リーグ計6試合の出場停止

■出場停止試合
5月25日(水)第15節 京都サンガF.C.戦
5月29日(日)第16節 ジュビロ磐田戦
6月18日(土)第17節 ガンバ大阪戦
6月25日(土)第18節 柏レイソル戦
7月2日(土)第19節 清水エスパルス戦
7月6日(水)第20節 サンフレッチェ広島戦

■処分理由
5月21日(土)2022明治安田生命J1リーグ第14節(アビスパ福岡vs.横浜F・マリノス)の試合において、アンデルソン・ロペスは、ボールとは関係の無いところで、相手競技者の胸付近につばを吐いたとして、主審より退場を命じられた。Jリーグ規律委員会にて、同行為について映像等を用いて検証し、事実関係を確認した結果、主審の判断と同様に、同選手が相手競技者の胸付近につばを吐きかけたものであると認定した。上記より、(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同行為は、「選手等に対してつばを吐きかける行為」に該当すると判断、6試合の出場停止および罰金(60万円)処分とする。

■クラブ独自の処分内容
出場停止期間中に開催される天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会の出場停止

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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