【J1採点&寸評】浦和1-1鹿島|攻守の両局面で奮闘した明本や常本を高評価。ショルツやピトゥカら助っ人の躍動も

2022年05月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

浦和――交代組が持ち味を発揮して攻撃を活性化

【警告】なし【退場】なし【MAN OF THE MATCH】明本考浩(浦和)

[J1第14節]浦和1-1鹿島/5月21日/埼玉スタジアム2002

【浦和|採点】
スタメン)
GK
西川周作 6
DF
宮本優太 6
アレクサンダー・ショルツ 6.5
岩波拓也 6
明本考浩 6.5(82分OUT)【MAN OF THE MATCH】
MF
伊藤敦樹 6(74分OUT)
柴戸 海 6
岩尾 憲 6
関根貴大 5.5(74分OUT)
FW
江坂 任 5.5(82分OUT)
キャスパー・ユンカー 5.5

途中出場)
MF
大久保智明 6.5(74分IN)
FW
アレックス・シャルク 6(74分IN)
DF
知念哲矢 -(82分IN)
FW
松尾佑介 -(82分IN)

監督)
リカルド・ロドリゲス 6
 
【浦和|寸評】
 後ろに重すぎた前半とは打って変わって、後半にギアを上げた。試合終了間際に三度のビッグチャンスを作ったものの、惜しくも逆転弾とはいかず、7試合連続の引き分けに終わった。

 3バックの左という不慣れなポジションに入りながらも、攻守両面で奮闘した明本をMOMに選出。左サイドをスプリントし、同点PKのきっかけを作った。その好機を冷静に決めたのがショルツ。ドリブルでの持ち上がりや絶妙スルーパスなど、味わい深いプレーも披露した。攻撃を担うべきユンカー、江坂、関根の三人衆は若干精彩を欠いた。かたや大久保やシャルク、松尾といった交代組がそれぞれ持ち味を発揮し、攻撃を活性化させたのは明らか。指揮官も「そこに一定の収穫があった」と手応えを口にした。
 

次ページ鹿島――指揮官の采配には疑問符がついた

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事