「ラウタロの控えとして完璧」インテル関心報道の南野拓実に伊メディアが太鼓判!「不足していた途中出場からの得点力を保証できる」

2022年05月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「高くでスローなCBコンビには悪夢だ」

今夏の去就が注目されている南野。(C)Getty Images

 チャンピオンズ・リーグ決勝トーナメントで対戦したことから、関心が生まれたのだろうか。

 リバプール専門サイト『ANFIELD WATCH』は、南野拓実にインテルも興味を示していると報じた。リバプールは日本代表アタッカーの売却で約1700万ポンド(約23億8000万円)の移籍金を望んでいるという。

 今シーズンのインテルはラウタロ・マルティネスがエースとして活躍。一方、36歳のエディン・ジェコはシーズン途中からパフォーマンスの低下が指摘された。シモーネ・インザーギ監督のラツィオ時代からの教え子ホアキン・コレアも、期待されたほどの活躍を見せられていない。ベテランのアレクシス・サンチェスは、高額なサラリーもあってこの夏の放出が噂されている。
 
 そのインテルの関心報道を受け、専門サイト『PASSIONE INTER』は、「リバプール攻撃陣のとんでもないクオリティレベルから、出場機会は非常に少ないが、呼ばれたときには決定的で致命的な存在になれることを示してきた」と、サポーターに向けて南野を紹介している。

「ミナミノは典型的ではないFWだ。あまり高さはないが、非常に速く、狭い中でアジリティがある。味方との連係や裏へのパスもうまく、高くでスローなCBコンビには悪夢だ」

「フィジカルは強くはないが、プレミアでの経験でかなり屈強となり、ザルツブルク時代の最初の頃と比べて簡単には動かせなくなった。得点嗅覚やボックス内で『略奪者』としての能力が優れている。非常にユーティリティ性があり、主に中央のアタッカーだが、両サイドやトップ下でプレーすることもしばしばだ」

 同メディアは「獲得することになれば、安価ということもあり、非常に重要な補強となるかもしれない。例えば、3人目のアタッカーとして、今季のインテルに大きく欠けていたベンチからの得点力を保証できるかもしれない」と続けている。

「特徴からは『ラウタロの控え』として完璧かもしれない」

 ただ、南野の去就が取りざたされているのは、リバプールで出場機会に恵まれていないからだ。「ラウタロの控え」としてインテルに移籍する可能性はあるのか、今後の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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