ここまでユリアン・ドラクスラー（シャルケ）とヘンリク・ムヒタリアン（ドルトムント）という２人のトップ下に的を絞って攻撃陣の補強に動いていたユベントスは、その交渉が進まないこともあって先週末、かねてからリストに名前が挙がっていたコロンビア代表ファン・ギジェルモ・クアドラード（チェルシー）の獲得に向けて動き、一気に合意にこぎ着けた。
 
　クアドラードがジョゼ・モウリーニョ監督の構想から外れていることもあり、ユベントスは当初１年限りの無償レンタルという条件を打診したが、チェルシーがこれに難色を示したことから、150万ユーロ（約２億1000万円）のレンタル料を提示。チェルシーがこれを受け入れる形で合意に達した。
 
文：ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳：片野道郎