マンUのテン・ハーグ新監督、古巣アヤックスのアルゼンチン代表DF獲得を熱望と現地報道!

2022年05月21日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

高いビルドアップ能力とハードマークが売りのCB

アルゼンチン代表でも出番を増やしつつある期待のCBマルティネス。(C)Getty Images

 来シーズンからマンチェスター・ユナイテッドで指揮を執るエリク・テン・ハーグ新監督が、チームの戦力拡充へ向けて早くも動き始めている。

 事実、4月下旬にテン・ハーグのマンチェスター・U監督の就任が発表されてから、オランダ代表CBのユリエン・ティンベル(20歳)やブラジル代表FWのアントニー(22歳)といった、古巣アヤックスから主力選手を引き抜くのではないかと複数のメディアが報じていた。

 イギリスの『The Daily Telegraph』紙のウェブ版は5月18日、そのアヤックスからの引き抜き候補としてテン・ハーグ監督が獲得を熱望しているのが、アルゼンチン代表CBのリサンドロ・マルティネス(24歳)だ。
 

 19年7月にアルゼンチンのディフェンサからアヤックスに加入したマルティネスは、身長175センチと小柄ながら主戦場のCBの他に、左SBやアンカーなどでもプレーできる守備のマルチロールだ。

 攻撃では左足から高精度のパスを前線へと配給し、ビルドアップでも貢献できるCBで、守備ではハードマークと鋭いタックルから『屠殺人』の異名が定着している。

 今シーズンはアヤックスの36度目のリーグ制覇に大きく貢献し、ファンが選ぶクラブの年間最優秀選手に選出された。

 今シーズンのマンチェスター・Uが、チャンピオンズ・リーグ出場権を逃した原因の一つに失点数の多さが挙げられる。ビルドアップ能力が高く、小柄ながら当たり負けしないマルティネスは、うってつけの人材だろう。

 マルティネスとアヤックスの契約は25年6月までとなっており、移籍金は3000万ユーロ(約39億円)と言われている。今後の動向に注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【動画】エールディビジ優勝時にテン・ハーグとマルティネスが軽快なダンス

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