【J1採点&寸評】神戸0-1川崎|MOMは決勝弾の谷口! 違いを作った家長、ゲームを支配したイニエスタも高評価

2022年05月19日 白井邦彦

神戸――何度か訪れた決定機を決めきれず

【警告】なし【退場】なし【MAN OF THE MATCH】谷口彰悟(川崎)

[J1第11節]神戸0-1川崎/5月18日/ノエビアスタジアム神戸

【神戸|採点】
スタメン)
GK
前川黛也 6
DF
山川哲史 5.5
菊池流帆 6
小林友希 6
酒井高徳 6.5
MF
大﨑玲央 6
山口 蛍 6
郷家友太 6(73分OUT)
汰木康也 6.5(85分OUT)
FW
アンドレス・イニエスタ 6.5(73分OUT)
武藤嘉紀 6.5(80分OUT)

途中出場)
MF
井上潮音 5.5(73分IN)
FW
小田裕太郎 5.5(73分IN)
FW
リンコン ―(80分IN)
FW
ボージャン・クルキッチ ―(85分IN)

監督)
ロティーナ 6
 
【神戸|寸評】
 今季初勝利を挙げた前節と同じ4-2-3-1システムを採用。守備ブロックを固めて前半は0−0で折り返した。後半は長いボールを使って決定機を演出も決めきれなかった。

 守備時に4−4−2の3ラインを保ち、山口と大﨑がバイタルエリアを締めて川崎の攻撃を跳ね返した。前半は右SB山川のエリアを崩される場面もあったが、ボランチ2枚とCBの菊池、小林でクロスにうまく対応できた。後半はロングボールを川崎のディフェンスラインの背後に供給し、武藤や汰木の機動力を活かしたが、何度か訪れた決定機を決めきれず。ロティーナ監督もそれを敗因に挙げた。そのなかでイニエスタは圧巻だった。ワンタッチパスでリズムを作りながら、ドリブルで相手を剥がして数的優位を作るなどゲームを支配した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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