【J1】金崎、カイオ、遠藤の3発で鹿島が5連勝を達成! 柏を抜いてステージ首位に立つ

2015年08月22日 サッカーダイジェスト編集部

“遠藤&カイオ”のコンビで後半に試合を決める2ゴールをゲット。

土居のクロスを金崎(33番)がヘッドで押し込み、幸先良く先制に成功。後半にはカイオ、遠藤(25番)が加点して3-0とし、完勝を収めた鹿島が5連勝を達成してステージ首位に。写真:徳原隆元

 J1リーグは8月22日、第2ステージ・8節の鹿島対山形が行なわれ、3-0で鹿島が完勝を収めた。
 
【J1 PHOTOTハイライト】2ndステージ・8節

 シンプルにつないで攻め立てるホームの鹿島に対し、アウェーの山形は球際に激しくタイトな守備を見せつつ、長いボールを効果的に使いながら圧力をかけていく。ともにアグレッシブさを見せる一方、序盤はどちらも主導権を握るまでには至らない。
 
 20分、山形はCKのチャンスに川西が合わせて惜しいチャンスを迎える。このプレーの前後から山形がやや優勢となり、相手を押し込む時間帯が長くなる。24分には中央からの崩しでディエゴが左足で狙ったが、これは相手GKを慌てさせることはできなかった。
 
 山形の精力的なプレッシングと統制のとれたブロックの前に、鹿島は攻めあぐねてなかなかシュートに持ち込めなかったが、一瞬の隙をついて均衡を破る。40分、左サイドを突破した土居のクロスを、逆サイドで金崎がヘッドで押し込み、ホームチームが幸先よく先制する。
 
 前半は鹿島リードの1-0で終了。両者ともメンバー交代なしで迎えた後半、1点を追う山形が果敢にゴールに迫る。48分、宮阪のFKから西河がヘディングシュートを狙えば、52分には宮阪→キム・ボムヨン→川西とつなぎ、最後はディエゴがシュートを放つ。しかし、いずれもネットを揺らすことはできない。
 
 後半の入りは受けに回った鹿島だが、決して慌てることなく対応し、2点目を奪うことに成功する。57分、相手のパスをカットし、中央から土居が右サイドの遠藤に展開して、遠藤の正確なクロスをカイオが押し込む。
 
 さらに鹿島は74分、鮮やかなフェイントで相手DFを抜き去ったカイオのクロスを、遠藤が豪快なボレーで叩き込み、スコアを3-0とする。
 
 その後も安定したゲームコントロールを見せた鹿島は山形の反撃をシャットアウトし、そのまま試合終了。効率良くゴールを奪い、5連勝を達成した鹿島が暫定首位の柏を退け、ステージ首位に立った。
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