【J1採点&寸評】川崎2-0福岡|古巣戦の遠野がまたも貴重な仕事。福岡は組織的な守備で対抗するも…

2022年05月14日 本田健介(サッカーダイジェスト)

車屋、脇坂らも奮闘

【警告】なし【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】遠野大弥(川崎)

[J1第13節]川崎2-0福岡/5月14日/等々力陸上競技場
 
【川崎|採点】
スタメン)
GK
チョン・ソンリョン 6.5
DF
山根視来 6.5
谷口彰悟 6
車屋紳太郎 7
佐々木旭 6
MF
橘田健人 6.5
脇坂泰斗 6.5(90+3分OUT)
遠野大弥 7(80分OUT)[MAN OF THE MATCH]
FW
家長昭博 6.5(86分OUT)
マルシーニョ 6(80分OUT)
レアンドロ・ダミアン 6(80分OUT)
 
途中出場)
FW 宮城 天 ―(80分 IN)
FW 知念 慶 ―(80分IN)
MF ジョアン・シミッチ ―(80分IN)
FW 小林 悠 ―(86分 IN)
MF 小塚和季 ―(90+3分 IN)
 
監督)
鬼木 達 6

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【川崎|寸評】
 前半はボールを持ちながら、なかなかゴールを奪えない展開が続いた。それでも後半はスローインからのプレーとCKを生かして4分間で2ゴール。ACLからの帰国後、2連勝を飾った。良い切り替えをできている様子。
 
 MOMは悩みながら中盤でリズムを作り、昨季に続いて古巣相手にゴールを決めた遠野を選出。最終ラインからの持ち上がりやスピードを生かした守備で貢献し、CKから追加点を奪った車屋の働きも素晴らしかった。また得意のプレースキックの精度も高く、果敢に味方を追い越した脇坂、毎度のことながら攻守に幅広く動いた橘田、"鬼キープ"を見せた家長、遠野のゴールをアシストした山根らも評価したい。チョン・ソンリョンは危険なパスミスがあったが、後半に奈良の至近距離からのヘッドをビッグセーブした。
 
 

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