「アンジェは別格だ。全部取り消す!」マリノス指揮官招聘を疑問視していた元マンU戦士が態度一変!「ヴェンゲルの時も…」

2022年05月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

当初は「なんだっけ?ポステコグルー?」

就任1年目で、セルティックを2冠に導いたポステコグルー監督。(C)Getty Images

 元スコットランド代表で、トッテナムやマンチェスター・ユナイテッドでもプレーしたアラン・ブラジル氏が、過去の自身の発言を巡り、セルティックの指揮官に謝罪した。英メディア『talkSPORT』が伝えている。

 セルティックは宿敵レンジャーズから覇権奪回を目指し、昨夏に選手の大幅な入れ替えを敢行し、新体制をスタート。監督には欧州では無名の存在で、直前まで横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルーを迎えた。

 その際にブラジル氏は、「ヨコハマ・マリノスのボス、なんだっけ?ポステコグルー?彼がヨーロッパで監督を務めるために、セルティックはUEFA(欧州サッカー連盟)に免除を申請した。彼は必要なライセンスを持っていない。ああ、これはもう、どうしようもないね」と、信頼性を疑問視。「今後どのように指揮を執っていくか」との問いには、皮肉たっぷりにこう答えていた。

「彼は素晴らしい監督になるだろうね。それにしても、彼らはどうしてこんなやつらを(連れてこようと)思いつくんだ?」
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 しかし、オーストラリア人指揮官は、その巧みな手腕で周囲の雑音を一蹴。レンジャーズを抑え、2年ぶりのリーグ制覇へと導いた。

 すると、還暦を越えた往年のストライカーは態度を一変し、「今ライブで謝るよ。アンジェは別格だ。よくやってくれた。素晴らしいよ!全部取り消す!」と平謝り。さらに名古屋グランパスからアーセナルの監督に就任し、今回と同様に懐疑的な声が上がりながらも、そこから22年にも及ぶ長期政権を築き、世界屈指の名将となったレジェンドの名も持ち出している。

「アーセン・ヴェンゲルが来た時もそうだったが、私は彼らが誰なのか知らなかった。開き直っているわけではない。両手を上げて謝っているんだ」

 来シーズンはチャンピオンズ・リーグでも飛躍を遂げ、「ポステコグルー」の名を欧州全体に知らしめたいところだ。そのためにも、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央、井手口陽介のさらなる活躍を期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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