「中国に行ったのはカネのため」元広州&代表監督リッピの“率直すぎる”発言に中国騒然!「ファンの間で激しい議論が起こった」

2022年05月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「経済的には報われていなかった」

広州恒大と中国代表で計8年間に渡って指揮を執ったリッピ氏。(C)Getty Images

 中国で反響を呼んでいるのが、イタリアの名将マルチェッロ・リッピの発言だ。

 ユベントスやインテルを指揮し、2006年のワールドカップでは、イタリア代表を世界一に導いた名将は、2012年に中国の広州恒大の監督に就任。アジア・チャンピオンズリーグ制覇や3度の中国リーグ優勝を成し遂げた。

 さらに、2016年10月には中国代表の指揮官に招聘。一度辞任し、復帰した期間も含めて約3年間、指揮を執った。

 そのリッピが「中国に行ったのはカネのため」とコメントしたことが反響を呼んでいるという。

【動画】相手選手の頭に後ろからキック。レッドカード→即解雇となった中国DFの衝撃ラフプレー
 5月10日、中国のポータルサイト『捜狐』は「リッピが中国に指導に来た理由を初めて明らかにし、それはお金のためだと率直に言ったので、ファンの間で激しい議論が起こった」と題した記事を掲載した。

「数日前のインタビューで、リッピはなぜ彼が8年間中国で監督をすることを選んだのかについて話した。リッピは、中国に来る前は、あらゆるものを勝ち取ったが、経済的には報われていなかったと語った。そのため、たくさんのオファーを受けた後、彼は最高額のオファーを受け入れることに決めた。広州恒大はリッピを招聘するために、多額のお金を払ったため、世界王者の監督は興奮した」

 記事は、リッピの明かしたエピソードも紹介している。広州恒大は、リッピが中国に来るのをためらっていることを知り、最後通告を送ったという。そして、「早く決めてくれないとフース・ヒディンクに就任することになる」と説明。リッピはヒディンクへのオファーが1000万ユーロ(約13億円)だとということだと知り、すぐに中国の関係者と話し合いの場を設定したという。

 ワールドカップを制し、最大の名誉を手にした名将も、思わず心が動くほど、その金額は魅力的だったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち
 

次ページ相手選手の頭に後ろからキック。レッドカード→即解雇となった広州DFの衝撃ラフプレー

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事