ここまでリーグ戦ではわずか４ゴールのリオネル・メッシに、再びブーイングが浴びせられたようだ。

　アルゼンチンのスーパースターが所属するパリ・サンジェルマンは現地５月８日、すでに優勝を決めているリーグ・アンの第36節で、トロワと対戦。25分までに２点を奪ったものの、その後に追いつかれ、２-２で３試合連続のドローに終っている。

　コロンビアのメディア『FUTBOL RED』は、メンバー発表の際、マウリシオ・ポチェティーノ監督の名前が呼ばれた時に、スタジアム全体がブーイングを飛ばしたと報道。「試合が進むたびにメッシに対して、それをするようになった」と伝えている。

【動画】「怒りを露わにした」スーパースターにまさかの事態…メッシに浴びせられたパリSGファンからの痛烈なブーイング

「彼は期待されるレベルのシーズンを送っておらず、ファンは失望を示した。ボールを持つ度に、ブーイングを浴びせた。史上最高の選手の一人にとっては、考えられない状況だ」
　
　また、母国アルゼンチンの『infobae』も「ファンは再びメッシをターゲットに怒りを露わにした」と伝えている。

　チャンピオンズ・リーグ（CL）のラウンド・オブ16でレアル・マドリーに逆転負けを喫した後の試合でも、精彩を欠いたメッシとネイマールへパリSGのファンがブーイングをしたことが小さくない話題となった。

　また優勝を決めた第34節のランス戦でも、ウルトラス（熱狂的なサポーター集団）が試合終了の15分前に一斉に席を立つという驚きの行為に出て、選手が苦言を呈する事態となった。

　悲願のCL制覇の切り札として期待されていただけに、ファンの怒りはまだ収まっていないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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