冨安が左SBでフル出場のアーセナル、“クラブ史に残る”2発で4連勝!直接対決を前にトッテナムとの勝点差を4に広げる

2022年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

27分にリーズDFエイリングが一発退場

追加点を奪い、アーセナルに歓喜の輪が広がる。(C)Getty Images

 5月8日に開催されたプレミアリーグ第36節で、4位のアーセナルが残留ラインぎりぎりの17位に沈むリーズと、本拠地エミレーツで対戦。冨安健洋は、前節は左足を気にして途中交代し、コンディションが心配されていたが、2試合連続で先発入り。定位置の右SBではなく、左SBに入った。

 3連勝中のアーセナルは、古巣対戦のヌケティアが開始5分で試合を動かす。バックパスを受けたGKメリエがトラップし、足下からボールが離れた瞬間を狙って猛然とプレスをかけ、右足で押し込んだ。

 この先制点で勢いに乗ったヌケティアは、10分にも、冨安も絡んだ攻撃から左サイドを突破したマルチネッリのラストパスを左足で流し込み、あっという間に追加点を奪う。プレミアリーグで10分以内に2ゴールを挙げたのは、2002年10月のサンダーランド戦でのヌワンコ・カヌ以来、クラブ史上2人目となった。

 迎えた27分には、マルチネッリを危険なタックルで倒した相手DFエイリングが、一発退場。数的有利となり、攻撃時には冨安も積極的に高い位置を取る。

 39分にはペナルティエリア右横でFKを獲得。ウーデゴーが左足で放ったシュートは壁のハリソンに当たってコースが変わり、メリエの逆を突く形になるが、右手一本で防がれる。
 
 2-0で前半を終えたホームチームは、後半に入っても圧倒的に押し込み、60分にはエリア内に侵入したマルチネッリが左足でフィニッシュするも、わずかにクロスバーの上を越える。

 チャンスをモノにできずにいると、66分にCKからジョレンテに1点を返される。リーズはこれがファーストシュートだった。

 終盤は、残留に向けて、何としてでも勝点を持ち帰りたい相手の猛攻に遭うが、同点ゴールは許さず、2ー1で逃げ切った。

 アーセナルは連勝を4に伸ばし、12日の直接対決を前に、チャンピオンズ・リーグの出場権を争う5位トッテナムとの勝点差を4に広げた。冨安は故障から復帰後、初のフル出場を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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