「大声で叫ぶことに慣れていたけど…」浦和のオランダ人FWシャルクが明かす日本と欧州の“違い”「二ホンでは上下関係を尊重するんだ」

2022年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「すべてがハイインテンシティの考えに基づいている」

昨季までプレーしたスイスのメディアのインタビューで日本について語ったシャルク。(C) Getty Images

 今季から浦和レッズに加入したFWアレックス・シャルクが、昨季までプレーしていたスイスのメディア『TdG』のインタビューで、日本と欧州の違いについて語っている。

 オランダ出身の29歳は、これまで国外ではスコットランド(ロス・カウンティ)とスイス(セルベッテ)でプレー。ヨーロッパ以外でプレーするのは、日本が初めてとなる。

 約1か月前に合流したアタッカーは、その時のことをこう振り返った。

「準備にストレスが溜まったね。セルベッテ、ジュネーブを離れ、オランダに戻り、そこから東京に飛んだんだ。着いてから、3日間の検疫をしなければならなかった。今も住んでいるホテルでね。その後、外に出て、新しいチームでトレーニングすることができた。そして次の週末、最初の試合で数分間プレーしたんだ」

 その後のアジア・チャンピオンズリーグで3ゴールを挙げたことについては、「本当に良かったよ。最も重要なのはチームの勝利だ。僕らはグループで2位に終わり、ラウンド16の出場権を獲得した。それは素晴らしいことだ。個人的には驚きだよ」

【動画】合流直後に大暴れ!シャルクがACLで決めた鮮烈ミドル弾
 そして、「ヨーロッパと比べて何が違う?」という質問については、「いろいろ異なる点がある」と話し、こう続けている。

「ここでは、すべてがハイインテンシティの考えに基づいている。それから、上下関係を尊重するんだ。ピッチ上やトレーニングの時に、それほど言い合ったりはしない。僕はボールをもらう時や、誰かがボールを失った場合に取り返すように言うために、大声で叫ぶことに慣れている。ここではあまりそういうことはしないね」

 ただ、ここまで大きな問題はないようだ。「すべてが順調に進んでいるよ。僕はミスをした時を除いてね」と話している。

 加入から1か月ですでに結果を出しているオランダ人FWは、これからますますパフォーマンスを上げていくはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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