J１リーグは５月８日、第12節の３試合を各地で開催。パナソニックスタジアム吹田ではガンバ大阪対ヴィッセル神戸が行なわれ、２－０でG大阪が勝利を収めた。
 
　直近５試合勝利のないG大阪と、今季いまだ未勝利と苦しい状況が続く神戸の関西ダービー。G大阪が高い位置でのボール奪取から、チャンスを作る。
 
　23分、中村仁郎の強烈なミドルシュートは、クロスバーをかすめて外れる。25分の柳澤亘、26分の福田湧矢のシュートもGKのセーブに阻まれる。
 
　神戸は34分、菊池流帆が裏へ抜け出したパトリックを倒してしまい、オンフィールドレビューの結果、決定機阻止で一発退場に。数的不利の状況で相手の猛攻を耐え、０－０で前半を折り返す。
 

　後半も押し込む時間が続くG大阪は、フィニッシュの精度を欠き、ネットを揺らせない時間が続いたが、81分にクォン・ギョンウォンがヘディングで待望の先制点。さらに90＋１分には途中出場のウェリントン・シウバが追加点を決め、G大阪が６試合ぶりの勝利。神戸は今季開幕からいまだ未勝利となっている。

　次節は14日、G大阪はアウェーで柏レイソルと、神戸はホームでサガン鳥栖と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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