「DFにとって常に脅威」「今日も重要な役割を果たした」アベック弾で逆転勝利に導いた前田&古橋を現地メディアが絶賛!

2022年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「評判の男はゴーストのように入り込んで…」

ゴールを挙げ、逆転勝利に大きく貢献した前田(左)と古橋(右)。(C)Getty Images

 5月7日に開催されたスコットランド・リーグ第36節で、日本人選手4人が所属する首位のセルティック(勝点86)は、3位のハーツ(同61)とホームで対戦。開始3分で先制を許す展開のなか、逆転勝利に導いたのが2人の日本代表FWだった。

 31分、右サイドを突破したジョッタからのラストパスに、ペナルティエリア内で反応した前田大然が、右足で冷静にフィニッシュ。まずは同点に追いつくと、37分にはジョッタのファーでの折り返しを古橋亨梧がヘッドで押し込み、一気に逆転に成功した。
【動画】前田の右足&古橋のヘッド!セルティックを逆転に導いた日本代表FWのアベック弾をチェック

 後半も攻撃の手を緩めず、さらに2点を追加したホームチームは4―1で快勝。リーグ戦の無敗記録を30試合に伸ばし、残り3試合のレンジャーズとの勝点差を9に。8日に今節を戦う宿敵が引き分け以下に終わると、2年ぶり52度目のリーグ制覇が確定する。勝利した場合でも、セルティックは次節で勝点1を積み上げれば、戴冠を決められる。

 王手をかける勝利に貢献した前田と古橋に、現地メディアも高評価だ。『THE CELTIC WAY』は採点記事で共に7点を付け、それぞれ以下のように称えている。
 
「(GKのクレイグ)ゴードンの股間を抜くシュートを放ち、同点弾を決めた。評判の男はゴーストのように入り込んで素晴らしいポジションを取り、ディフェンダーにとって常に脅威となる」(前田)

「静かな午後を過ごしていたが、37分に2―1とするために、ヘッドでボールをゴールラインの奥に押し込んだ。これは緑と白のユニホームでの素晴らしいデビューシーズンの18点目となった。その一方で、主審から執拗なファウルで注意も受け、残り25分でギオルゴス・ギアクマキスと交代した」(古橋)

 また、『SCOTTISH DAILY EXPRESS』は、2人にジョッタとマット・オライリーに次ぐ8点を与え、次のように評している。

「前半にいくつか良いチャンスを作り、試合を振り出しに戻すクールなフィニッシュで報われた。素晴らしいタッチと強さだった」(前田)

「クイックスタートの後、適切な位置からラインを越すヘディングシュートを放ち、今日も重要な役割を果たした」(古橋)

 残り2試合では、不調が続き、ハーツ戦では途中出場となった旗手怜央と、3試合連続でメンバー外と苦しい時を過ごす井手口陽介にも期待したいところだ。日本人カルテットの同時出場は見られるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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