かつてJリーグで活躍し、現在は母国のアトレチコ・ミネイロでゴールを量産している元ブラジル代表FWのフッキが、６日に掲載された『ESPN』のインタビューで日本のクラブからオファーがあったこと明かした。

　2005年から2008年にかけて川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディでプレーした35歳は、ブラジル国外のチームから複数のオファーを受けたと語っている。

「日本だけでなく、他の国々からもオファーが来た。調査をし、話もした。ただ、僕は自分を歓迎してくれたこのクラブに集中してきた。とても満足しているし、物事が流れても、楽しんでいる」
    
　フッキは２週間前に、自身のインスタグラムで妻のカミラ・アンジェロさんが第４子を出産したことを報告していた。カミラさんは、前妻イラン・アンジェロさんの姪に当たり、結婚した際は物議を醸した。

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　ポルトやゼニトでも活躍したアタッカーは、「子供たちの近くに居られる。もうひとり小さな娘が産まれ、家を明るくしてくれた。妻は満足している。僕たちはここで楽しんでいるんだ」と、家族を優先したことを強調。また、"クラブ愛"についても語っている。

「契約を更新した。ガロ（アトレチコMGの愛称）で快適だ。将来、別のクラブでプレーする場合は、神の手に委ねる。いまはとても幸せだ。ここで美しい物語を書き続けたいと思う。このクラブは素晴らしいからだ」

『ESPN』は「我々のレポートによると、フッキにオファーした日本のクラブは、リンコン（元フラメンゴ）がいるヴィッセル神戸だ」と伝えている。

　フッキは、再び日本でプレーするよりも、母国で家族と過ごすことが最も重要だと考えたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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