今冬にセルティックに加入し、鮮烈なインパクトを残したMF旗手怜央は、ここ数試合のパフォーマンスが低調で、厳しい声に晒されている。

　川崎フロンターレで１シーズンを戦った後にほとんど休むことなく移籍したため、疲労が溜まっているのは明らかだ。

　５月１日に開催されたスコットランド・リーグ第35節、優勝を争う宿敵レンジャーズとのオールドファーム・ダービー（１-１）でも、61分までプレーした旗手は「疲れきっている」とそのプレーを糾弾された。

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　だが、『THE CELTIC WAY』によれば、セルティックの伝説的守護神だったパット・ボナー氏は、英公共放送『BBC』で「ハタテは面白い」とコメント。やはり疲労の影響を指摘しつつ、日本代表MFの能力に賛辞を寄せている。

「彼は本当の休養を必要としているかのようだ。そうすれば、より良い選手になるかもしれない。最初の夜にここで見たが、センセーショナルだと思った。ファンタスティックな選手に見えたよ。だが、彼はそこから続けていくことができなかった」

「とても、とても足が重そうだ。すべてがうまくいっていない。観客も少し彼に対して厳しくなってきている。彼には本当にしっかり休むことが必要だと思う。だが、彼は若いし、素晴らしい選手になれるかもしれない」

　現在は披露で精彩を欠いているが、そのポテンシャルは疑いの余地がない――。ボナー氏はそう感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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