「無気力で疲れているように見えた」存在感希薄の旗手怜央、現地メディアから辛辣評価「1時間後の交代も当然」

2022年05月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

「時折弱点に見えた」

今シーズン最後のオールドファームは、インパクトを欠く結果に終わった旗手。(C)Getty Images

 5月1に開催されたスコットランド・リーグ第35節で、日本人選手4人が所属する首位のセルティック(勝点85)は、2位のレンジャーズ(同79)とホームで対戦。前田大然、古橋亨梧、旗手怜央が先発し、井手口陽介は2試合連続でベンチ外となった。

 この大一番に勝てば、優勝はほぼ決まるという状況のなか、セルティックは21分に前田の鋭いクロスを、ジョッタが上手く右足でねじ込み、幸先よく先制に成功する。しかしその後は、前田が決定機を外すなど追加点を奪えずに迎えた67分、ファッション・サカラに同点弾を許し、1―1のドローに終わった。

【動画】前田の鋭いクロスをジョッタが押し込む!ファーストシュートで奪った鮮烈な先制点をチェック

 このパフォーマンスを受け、現地メディア『SCTITSH DAILY EXPRESS』は採点記事で前田に対し、「7点」を付け「ジョッタのゴールに繋がる見事なクロスを供給した。セルティックの前進に貢献したが、2度のビッグチャンスを逃した」と、賛辞と同時に注文もつけた。
 
 一方、やや存在感が希薄で、共に最初の交代で61分にピッチを後にした古橋と旗手は、厳しめの評価となった。

 前者は「6点」で「意欲的なランナーで、DFに厳しいプレッシャーを与えることもあったが、決定的なチャンスはあまりなかった」、後者は「5点」で「前半はルーズボールを何度か相手に渡し、落ち着かず。時折弱点に見えた」と、記されている。

 旗手は、『THE CELTIC WAY』からも同様に「5点」を付与され、「最近のコメントにもあったように、このMFは確かに少し無気力で、疲れているように見えた。この試合においてまったく主導権を握れず、1時間後にトム・ロギッチと交代したのも当然だった」と、こき下ろされている。

 セルティックは、宿敵相手に勝利こそ掴めなかったものの、負けなかったことで、ぐっと戴冠へ近付いたのは確かだ。条件次第では次節にも2年ぶりのリーグ制覇が決まるなか、井手口を含めた日本人カルテットは、課題の見えたオールドファームを経て、タイトル奪還へ導けるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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