前田大然が鋭いクロスで先制弾をアシストも…セルティックはリードを守り切れず、宿敵レンジャーズとドロー決着

2022年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

ファーストシュートで試合を動かす

絶妙なクロスで、ジョッタの先制点をお膳立てした前田。(C)Getty Images

 5月1に開催されたスコットランド・リーグ第35節で、日本人選手4人が所属する首位のセルティック(勝点85)は、2位のレンジャーズ(同79)とホームで対戦。古橋亨梧がCF、前田大然が左ウィング、旗手怜央が左インサイドハーフで先発、井手口陽介は2試合連続でベンチ外となった。

 この大一番に勝てば、リーグ制覇が決定的となるセルティックは、21分にファーストシュートで試合を動かす。前田のペナルティエリア左からの鋭いクロスを、ジョッタが上手く右足でねじ込んだ。
【動画】前田の鋭いクロスをジョッタが押し込む!ファーストシュートで奪った鮮烈な先制点をチェック

 なおも押し込むホームチームは32分、旗手のアーリークロスにジョッタがヘッドで合わせるも、クロスバーの上を越える。さらに42分には決定機が到来。ショートカウンターから、前田がふわりと浮かせたクロスにヘッドで反応するが、前に出てきたGKマグレガーが気になったのか、上手くミートできない。
 
 前田は後半に入って55分にもエリア内で右足を振り抜くも、枠を捉えきれない。追加点が遠いなか、61分には古橋、旗手、オライリーを下げ、ギアクマキス、ロギッチ、ビトンを一気に送り込む。

 しかし、その後もレンジャーズのペースで試合が進むと、迎えた67分にエリア右からサカラに左足でシュートを叩き込まれ、同点に追いつかれる。

 何とか宿敵を倒し、戴冠を決定づけたいセルティックは78分には前田に代えて、チーム得点王のアバダも投入する。

 86分にはサカラに抜け出され、守護神ハートと1対1の局面を作られるが、シュートは左ポストを直撃し、絶体絶命のピンチを逃れる。

 結局、今シーズン最後のオールドファームは1―1でタイムアップ。残り3試合で、セルティックとレンジャーズとの勝点差は6のままとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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