【J2】首位・横浜FCが3戦連続ドローで足踏み。大宮が今季初の連勝で降格圏脱出、町田は6戦未勝利…

2022年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

東北勢対決は仙台に軍配

町田は徳島に0-2の完敗。6戦未勝利と苦しい状況が続いている。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは5月1日、J2第13節の7試合を各地で開催した。

 首位の横浜FCはアウェーで群馬と対戦。24分、長谷川竜也がヘディング弾を沈めて先制に成功。31分には渡邉千真が追加点を挙げ、さらに42分には、イサカ・ゼインがネットを揺らし、前半だけで3点を先行する。だが後半に3失点を喫してしまい、そのまま3-3で試合終了。横浜FCは3試合連続引き分けとなっている。

 前節21位の大宮は、敵地で金沢と対決。41分、競り合いのこぼれ球に反応した河田篤秀が先制点を挙げる。49分に金沢に同点弾を許すが、81分に中野誠也がヘディングシュートをゴールに突き刺し、勝ち越しに成功。2-1で勝ち切った大宮が、今季初の2連勝で順位を1つ上げ、降格圏を脱出した。
 
 岡山はホームに東京Vを迎え、2-1の勝利。54分に田中雄大、58分にミッチェル・デュークが得点を挙げて2点をリードする。79分、東京Vのバスケス・バイロンにJリーグ初ゴールを決められ1点差に詰め寄られるも、最後までリードを守り切り、2連勝を飾った。

 仙台と秋田の東北勢同士の試合は、10分にこぼれ球を富樫敬真が押し込み仙台が先手を取る。27分に秋田の武颯のゴールで試合を振り出しに戻されたが、72分に遠藤康が華麗なミドルシュートを決めてふたたびリードすると、さらに78分にはカウンターから吉野恭平がチームの3点目を叩き込み、仙台が3-1で勝利を挙げている。
 
 また徳島は、坪井清志郎と新井直人の得点で町田に2-0の快勝を収め、2試合ぶりの白星。町田は6戦未勝利と苦しい状況が続いている。
 
 J2リーグ第13節の結果は以下のとおり。

▼4月30日開催分
千葉 0-3 大分
山口 2-1 栃木
水戸 2-1 甲府
琉球 1-1 新潟

▼5月1日開催分
岩手 1-2 熊本
岡山 2-1 東京V
山形 2-0 長崎
群馬 3-3 横浜FC
町田 0-2 徳島
金沢 1-2 大宮
仙台 3-1 秋田

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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