「自分の力不足」川崎、最終節勝利もACL2位フィニッシュ…鬼木監督が反省の弁「選手もプレッシャーはあった」

2022年05月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1位を目指していた中での2位。すごく残念」

川崎はグループ2位でACL敗退が決定。鬼木監督が最終節後の会見で反省を口にした。(C)Getty Images

 川崎は4月30日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ最終節で広州FC(中国)と対戦し、1-0の勝利を収めた。

 14分に、パスを受けた知念慶が巧みに反転してペナルティエリア中央に持ち込み、右足のシュートで先制点。その後も終始ボールを握って試合を優位に進め、相手のカウンターにも落ち着いた守備対応で最後まで無失点に抑え、しっかりと勝ち切った。

 この結果、勝点を11に伸ばし、I組の2位が確定。東地区各グループの2位のうち、成績上位3チームが決勝トーナメントに進出できたが、G組の結果によって、グループステージ敗退が決まった。
 
 2位は確定したものの、グループステージ突破の可能性は他会場の結果次第といった状況のなか、試合後の会見で鬼木達監督は、「今日は勝たなくては何も起きない状況で、最後の最後まで難しいゲームになりました。自分たちのやれることがすべてだということでしたが、選手もプレッシャーはあったと思う」とゲームを振り返った。

 J1王者として大会に臨み、悲願のアジア制覇を目標に掲げていたが、終わってみればグループの2位と思うような結果は残せず。指揮官は反省を口にした。

「1位を目指していた中での2位。すごく残念に思うし、いろいろなレギュレーションがある中で、1位にならないと突破は難しいと思っていた。そういう意味では自分の力不足を感じています」

 広州戦で先発フル出場を果たした大卒ルーキーの松井蓮之は、「自分自身は、いい経験になった。これを日本に帰って、Jリーグ、ルヴァンカップ、天皇杯につなげたい」とコメント。J1リーグ3連覇など国内タイトル獲得に向け、力強く意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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