パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェティーノ監督が、自身とキリアン・エムバペの去就について語った。英公共放送『BBC』が伝えている。

　パリSGは昨夏にリオネル・メッシ、セルヒオ・ラモス、ジャンルイジ・ドンナルンマと、名立たるビッグネームを乱獲。悲願のチャンピオンズ・リーグ制覇へ機運が高まったが、決勝トーナメント１回戦でレアル・マドリーにまさかの逆転負け。ベスト16で涙をのみ、タイトル獲得は最低限のノルマであるリーグ・アンのみに留まった。

　期待が大きかっただけに、アルゼンチン人指揮官は批判の的に。さらにチームの得点源であるフランス代表FWの契約は６月までとなっており、因縁のマドリーへの移籍が有力視されている。

　世界中の関心を集めるなか、ポチェティーノ監督はリーグ制覇を決めてから、初の試合となる29日のストラスブール戦を前に会見に出席。自身とエースが来シーズンもパルク・デ・プランスにいる可能性を問われると、こう答えている。
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「どちらも100％だ。それが今日の私の気持ちで、あなた方に言えることだよ。これ以上何も言えない。これはフットボールであり、何が起こるか分からない。でも、今日の自分の気持ちに基づいて質問には答えなければならない」

　クラブとの公式な話し合いはこれからだという。「我々の計画やこれまでやってきたことに関して、通常のこと以上に具体的な話はしていない」と明かしている。

「私たちは自然な関係だ。その時々の状況に応じてコミュニケーションをとっている。だけど関係もコミュニケーションも良好だよ。今だけでなく、将来を考えるというこの仕事の責任感を持って、ハードワークを続けているんだ。それが私たちの仕事だからね」

　メッシ、ネイマール、エムバペの強力３トップは、ポチェティーノ体制と共に短命に終わってしまうのか。もしそうであれば、MNMが見られるのは残り４試合だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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