福岡が山岸祐也のヘディング弾で5試合ぶりの白星! 京都は最後まで1点が遠く3連勝ならず

2022年04月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

ともに攻守に切り替えが速く見ごたえのある攻防戦に

福岡が山岸のゴールを最後まで守り抜き、京都に1-0の勝利を収めた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは4月29日、第10節の6試合を各地で開催。サンガスタジアム by KYOCERAでは京都サンガF.C.対アビスパ福岡が行なわれ、1-0で福岡が勝利を収めた。

 ゴールデンウィーク3連戦の初戦。2連勝中の京都が4試合勝利のない福岡をホームで迎え撃った。

 先制したのは福岡だった。12分、ジョルディ・クルークスが右サイドの敵陣中央からインスイングのクロスを供給。これに走り込んだ山岸祐也がヘディングシュートをゴールに突き刺す。

 両者ともに守備への切り替えが速く、ボールを失ってもすぐさま奪い返し、目まぐるしく攻守の入れ替わる展開が続く。

 京都は39分、ピーター・ウタカからのパスを受けた長井一真が、ペナルティエリア中央から右足でシュートを放ち、ネットを揺らす。しかしVARの結果、オフサイドの判定となり、得点は認められなかった。
 
 後半もお互いに激しく球際でぶつかり合い、見ごたえのある攻防戦に。京都は、P・ウタカがスピードを生かした突破からチャンスを作る。

 84分にはP・ウタカの展開から右サイドで受けた白井康介が仕掛けてクロスを送る。これに途中出場の荒木大吾が合わせるも、シュートはゴール左に外れる。

 福岡は相手の猛攻に対し、コンパクトな守備ブロックを敷いて粘り強く守る。このままスコアは最後まで動かず、前半の1点を守り切った福岡が5試合ぶりの勝利。京都は5試合ぶりの敗戦で3連勝とはならなかった。

 次節は5月3日、京都はアウェーで名古屋グランパスと、福岡はホームでFC東京と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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