「試合中なのに…」セルティック古橋亨梧、先発復帰戦で感動のあまり落涙寸前だった! クラブの公式インタビューで告白

2022年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロス・カウンティ戦で先発復帰

サポーターへの感謝を口にした古橋。(C)Getty Images

 現地時間4月24日に行なわれたスコットランド・リーグ第34節で、首位セルティックはアウェーでロス・カウンティと対戦し、2-0で勝利した。

 日本人選手は旗手玲央、前田大然とともに古橋亨梧が先発した。怪我のために約3か月半ほど戦列から離れていた古橋だが、帰還後の3試合目でスタメンに復帰。開始12分にジョッタからのクロスに合わせて頭で押し込み、チームの先制点をマークした。

 復帰後初ゴールとなった古橋に、セルティックはクラブで公式インタビューを実施。その映像が26日に公開され、大きな反響を呼んでいる。

 古橋はまず、「プレーできなかった期間はすごくムズムズして、悔しい思いもして、嫌になりそうな時もあった」と振り返りつつ、「チームはみんな良い方向に進んでいたし、それを見て元気をもらった。ファンやサポーターの皆さんが『早く帰ってきて』『君が必要だ』という声をたくさんかけてくれた」と述べ、チームメイトの活躍や、ファンの声が復帰までの長い日々におけるモチベーションになったと明かした。

 また、不在の間に存在感を示したギリシャ代表ギオルゴス・ギアクマキスの活躍について問われると、「モチベーションしかなかった。彼がああやって活躍することで、僕ももっともっとやらないといけない。早く治そうと思えた」と語った。
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 そして、先日復帰後初となるゴールを決めたロス・カウンティ戦についても振り返っている。

「あの満員のセルティック・パークで先発復帰できたのは本当に幸せ。アップに行く時も、ピッチに入るときも、たくさんの人たちが鼓舞してくれたというか、拍手で迎え入れてくれた。たくさんの人に愛していただけているんだなと感じることができた」

 この時、古橋は「試合中なのに、正直、涙を流しそうなくらい感動してしまった」と告白している。

「(ゴールは)うれしかったし、ジョッタが良いボールをくれたので、僕は待って合わせただけ。ただ、それ以外に決めないといけないシーンがたくさんあったので、まだまだ課題がたくさんある。個人としてはまだまだ成長できると思ったので、それを確実に決めていきたい」

 最後には今シーズンのゴール数の目標にも言及。リポーターに「これまで17ゴールを決めているが、20ゴールに載せたいか?」と問われると、「取りたいと思うし、取れると思っている」と応じた。

「チームの勝利のために、攻守でハードワークをして、それを頑張ったご褒美としてゴールを決めるチャンスが巡ってくると思う。チームのために、みんなの笑顔を見るためにゴールを決めて、少しでも記録を延ばせたらいい」

 同リーグは残りは4試合で、次節の勝点差6ポイントで2位につけているレンジャーズとの直接対決に勝てば、2年ぶりのリーグ制覇はほぼ確実な状況となる。

 レンジャーズとの決戦は5月1日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 

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