横浜のDF岩田智輝が見せた果敢な攻め上がりとアシストに称賛の声が相次いでいる。

　横浜は４月25日、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）グループステージ第４戦でシドニーFC（オーストラリア）と対戦。６分、實藤友紀がヘディングで幸先良く先制点を挙げると、その５分後には西村拓真が反転シュートでネットを揺らし、追加点。さらに終了間際の87分には、アンデルソン・ロペスがダメ押しのゴールを決め、３－０の完勝を収めた。

　この試合を配信したDAZNは、公式ツイッターで３点目のシーンの動画を公開した。CBの岩田が中盤の空いたスペースを見逃さず、高い位置までボールを持ち運んで、一旦味方に預ける。そして、藤田譲瑠チマのスルーパスに抜け出し、ペナルティエリア右からゴール前に折り返すと、最後はA・ロペスが冷静に流し込んだ。
 

　この試合の解説を務めたクラブOBの中澤佑二氏は、岩田について「こういうプレーができるから、やっぱりボランチもサイドバックもできるんでしょうね」と分析。「もうセンターバックじゃないですよね」と局面に応じた幅広いプレーでチームを助けるその技量を絶賛した。

　動画にはファンも反応。「ホントなぜCBがそこにいるんだ」「あの時間であそこまで攻めれるの凄すぎ」「早く海外行っとくれ」「これは痺れた」「何度見てもすごい」と称賛の声が上がっている。

　横浜は２連勝で勝点を９に伸ばし、グループHの首位に浮上。次戦は28日、ベトナムのホアンアインザライと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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