「出ていけ!」ミラン戦でAT被弾に“笑み”のラツィオDFに辛辣批判! 本人は「もううんざりだ」

2022年04月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「なぜ笑う」「すぐベンチ送りにしろ」

失点後の振る舞いが糾弾されているアチェルビ。(C)Getty Images

 優勝を目指すうえで貴重な白星をミランにもたらした一発は、欧州への切符を争うラツィオにとって痛恨の失点となった。終了間際のそのゴールへの反応が、大きな話題となっている。

 4月24日のセリエA第34節、ラツィオ対ミランの一戦は、2-1でアウェーのミランが勝利した。立ち上がりに失点したミランだが、後半早々に追いつくと、アディショナルタイムに追加点。1試合未消化の2位インテルとの2ポイント差を保ち、スクデット(優勝)への望みをつないだ。

 一方、ヨーロッパリーグ出場権確保を目指すラツィオにとって、最後の失点は大きな痛手だったと言えるだろう。

 その失点後、ラツィオのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビはなぜか笑みを浮かべた。『Gazzetta dello Sport』紙によると、これがサポーターの怒りを買ったようだ。SNSでは「出ていけ!」「なぜ笑う」「すぐベンチ送りにしろ」と、アチェルビを非難する声が寄せられた。

 さらに、チームメイトのアダム・マルシッチも、アチェルビの耳元で何かを怒鳴った。失点の仕方に怒ったのか、同僚の笑顔に怒ったのかは分からない。いずれにしても、不満があったのは間違いないだろう。

【動画】同僚も怒り! 失点後にアチェルビに激怒するマルシッチ
 そして、アチェルビがチームの失点と黒星を喜んだわけではないことも確かなようだ。騒動からしばらくして、アチェルビは自身のSNSで「もううんざりだ」と主張した。

「このクラブカラーのためにずっと全力を尽くしてきて、このユニホームでトロフィーを勝ち取ったことを誇っている。とんでもない失点で2ポイントを失ったことへのヒステリックな笑いであり、負けたことを喜んでいるんじゃない。ひとりでもファンに僕のことをそう思ってほしくない」

 以前からラツィオ・サポーターとの微妙な関係が騒がれてきたアチェルビ。この日の笑みは、彼らの溝をより深めてしまったかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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