４月24日にマレーシアで開催されたアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）のグループステージ第４節で、川崎は前節に１－１で引き分けたジョホール・ダルル・タクジム（マレーシア）と対戦。５－０の圧勝を収め、ジョホールを抜いてグループIの首位に躍り出た。

　開始14分に脇坂泰斗の鮮やかなFK弾で先制した川崎は、31分と43分に小林悠のゴールで加点。後半も攻撃の手を緩めず、81分にマルシーニョ、88分にはチャナティップがネットを揺らし、怒涛のゴールラッシュを披露した。

　お互いにメンバーを入れ替えたとはいえ、３日前とは違ってジョホールが完敗を喫し、マレーシアのメディアも川崎の強さに衝撃を受けたようだ。

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『Utusan　Malaysia』紙は「南の虎が川崎にむさぼり食われた」と見出しを打ち、「最初の誇り高い３試合を経て、ジョホールが０-５で崩壊した」と伝えた。

「鬼木達監督のチームは、チャナティップ、家長昭博、宮城天の敏捷性を利して攻撃することに注力していた前の試合とは異なるアクションを考え出し、ホストに問題を引き起こした」

　また、『Harian　Metro』紙は、「ジョホールは敗北を避けるには精彩を欠いた。川崎の貪欲さの犠牲になった」と報じている。

　27日に行なわれる第５節で、川崎は韓国の蔚山現代と、ジョホールは中国の広州FCと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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