審判にも降格制度が必要? セルジオ越後がJリーグのレフェリーに提言!「1000万の賞金をあげたらいいじゃない」

2022年04月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「問題は日本ではレフェリーの名前が知られていないこと」

J1リーグでは今季、開幕から退場者が続出。越後氏が審判の質の問題について言及した。写真:滝川敏之

 サッカー解説者のセルジオ越後氏が4月23日、自身の公式YouTubeチャンネル『蹴球越後屋』の新たなコンテンツを投稿。Jリーグのレフェリーに対して自身の意見を述べた。

 越後氏は今シーズン、2月18日のJ1開幕から同27日までに行なわれた20試合で9名もの退場者が出たことに触れ、「多すぎるよね。いままでこんなに多かったかな」と率直な感想を口にした。
 
 また2月19日に行なわれた開幕節のG大阪対鹿島で、相手を腕で押し退けた行為が"乱暴な行為"だったとして、パトリックが一発退場となったシーンに言及し、「試合をぶち壊した」と持論を展開。そのうえで、日本のレフェリーにさらに緊張感を与えるため、必要なのは降格制度であると見解を語った。

「問題は日本ではレフェリーの名前が知られていないこと。ブラジルのレフェリーはみんな有名人だよ。ブラジルではレフェリーも採点される。(日本で言うと)J1で点数が良くなかったら、J2に落としちゃうんだよ、下のリーグにね。だから給料も全部変わるんですよ。そこから這い上がって上に来ないといけない」

 続けて、レフェリー人気を高める重要性も強調。「Jリーグアウォーズで最優秀主審賞に選ばれたら、1000万の賞金をあげたらいいじゃない。そうなったら目標になるし、そして、『俺もレフェリーやりたい』って人が出てきたらレベルも上がるよ自然に」と改善策を提案した。

 動画の最後に越後氏は、世界のレフェリーを引き合いに出し、「もっとレベルアップして、世界に羽ばたくレフェリーが欲しいですね」と願いを込めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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