「日本から来た監督を人々はあざ笑ったが、ヴェンゲルを忘れるな」ポステコグルーを英国記者が称賛!「獲得した日本の4人はリーグをズタズタに」

2022年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼は就任してから見事に進んできた」

2冠に近づくポステコグルー監督に称賛が送られている。(C)Getty Images

 カップ戦の準決勝で宿敵を相手に逆転負け――セルティックは悔しい黒星を喫した。それでも、今シーズンの彼らが当初の周囲の予想を覆す躍進を遂げてきたことは変わらない。

 4月17日、セルティックはスコティッシュ・カップ準決勝でレンジャーズに延長戦の末に1-2で敗れた。リーグカップを制し、リーグ戦で首位に立つセルティックは、国内3冠の可能性を残していたが、ダービーでの手痛い敗戦でその夢を逃している。

 ただ、アンジェ・ポステコグルー監督が就任したとき、現在のセルティックを想像した人は決して多くない。昨シーズン、レンジャーズに25ポイントと大差をつけられて王座を奪われ、指揮官人事で混迷しただけに、開幕前の期待は決して大きくなかった。

 ところが、ふたを開けてみれば、前述のようにリーグカップを制したほか、リーグ戦では残り5試合でレンジャーズに6ポイント差。1年でのタイトル奪還が有力視されている。

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 英衛星放送『Sky Sports』のマイケル・ブリッジ記者は、『GIVEMESPORT』で「セルティックとアンジェ・ポステコグルー監督を称賛すべきだ」と話した。

「彼は就任してから見事に進んできた。順位表でレンジャーズを見ると、それほど悪くない。そんなに負けていない。ただ引き分けが多すぎるのと、彼らは2度セルティックに負けている」

 ブリッジ記者は「セルティックは日本からこの監督を連れて来た。人々はそれをあざ笑った。だが、忘れてはいけない。アーセン・ヴェンゲルはあそこから来たんだ」と続けている。

「そして彼は4人の日本人選手を連れてきた。彼らは間違いなく、リーグをズタズタに引き裂いた。彼はほかにも良い選手たちを獲得している」

 夏に古橋亨梧、冬に前田大然、旗手怜央、井手口陽介を加えたポステコグルーのセルティックは、新たな黄金期を築くことができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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