日本サッカー協会は４月19日、E-１選手権2022決勝大会の日本開催を発表した。

　当初は７月19日～27日に中国での開催を予定していたが、中国政府の新型コロナウイルスに対する防疫対策を理由に、東アジア・サッカー連盟（EAFF）が断念。日本が代替地となった。

　そして、中国サッカー協会は、このE-１選手権に、男子はA代表ではなくU-23代表で臨むことを発表している。

　これに苦言を呈したのが、韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』だ。「一軍はどこに行った？中国がE-１選手権に二軍を送り込む」と題した記事で、「中国の態度は問題だ」と苦言。コロナ流行や国内リーグ優先のために若手主体の二軍を送り込んで、惨敗を喫しているアジア・チャンピオンズリーグ（ACL）の二の舞になると指摘した。

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「最近、中国サッカーはアジア・サッカー連盟（AFC）に落胆された。ACLに出た中国勢が自国リーグ集中のためにリザーブチームを出した問題だ。 広州FCは２戦２敗でなんと13失点。山東泰山も２戦２敗で12失点だ。長春亜泰と上海海港は出場自体を放棄した」

　同メディアは「このため、あちこちで批判の声が出ている。AFC側は、中国がACLを尊重しないと判断した場合、中国のチームを排除することもできるという警告状を出した」と伝え、こう続けている。

「ACLに続き、E-１選手権まで…。中国サッカーに対する反発がさらに激しくなる見通しだ」

　日本、韓国、香港と対戦する中国の戦いぶりに注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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