「旗手にはもっと期待していた」セルティックのレジェンドは宿敵戦の日本人3選手をどう見た?「前田はひとりで必死に働いた。だが…」

2022年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「キョウゴをスタメンにすべきだったという声もあるが…」

OBのサットンがレンジャーズ戦の(左から)古橋、旗手、前田について言及した。(C)Getty Images

 セルティックは4月17日、スコティッシュ・カップ準決勝でレンジャーズに1-2で敗れた。前田大然と旗手怜央が先発出場し、古橋亨梧が途中出場したセルティックは後半に先制。だが、追いつかれて延長戦に持ち込まれると、オウンゴールを献上して敗れている。

 すでにリーグカップで戴冠を果たし、リーグ戦でも宿敵レンジャーズに6ポイント差をつけて首位に立っているセルティックは、スコティッシュ・カップ決勝に駒を進めて国内3冠を目指したいところだった。だが、この敗戦で夢と消えている。

 セルティックOBのクリス・サットンは、『Daily Record』で「最も残念だったのは、ファイナルサードでクリエイティビティを欠いたことだ」と落胆を表わした。

「レンジャーズを苦しめる才能が十分にいたのに、誰もチャレンジしなかった。このチームはボールに対する勇敢さと早いパスが売りだが、それがまったくなかった。トム・ロギッチはレンジャーズ戦で良い成績だが沈黙した。私はジョッタ、リエル・アバダ、レオ・ハタテにももっと期待していた」

【画像】セルティックのレジェンドOBが「レッド」と糾弾した前田大然へのファウル
 ギオルゴス・ギアクマキスの「できるだけ早い復帰」が重要だと指摘するサットンは、「ダイゼン・マエダはまたもひとりで追いかけまわし、必死に働いたが、彼に対する供給が良くなかった」とも述べている。

 また、アンジェ・ポステコグルー監督が古橋亨梧をスタメンにしなかったことについては、「反論はできない」と理解を示した。
 
「キョウゴをスタメンにすべきだったという声もあるが、監督は毎日練習で彼を見ている。先発できるほどフィットしているかを判断するのに、監督以上の人はいない」

 悔しい黒星を喫したセルティックに残された目標は、リーグ戦での宿敵からの王座奪還だ。上位6チーム内での対戦となる残り5試合、まずは24日にロス・カウンティと対戦。そして5月1日、レンジャーズとの大一番でリベンジを目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】旗手、前田、古橋の日本代表トリオが初めて同時にピッチに!宿敵レンジャーズとの激闘の模様をチェック

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

次ページ【画像】セルティックのレジェンドOBが「レッド」と糾弾した前田大然へのファウル

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事