試合を通じて絶えず走り続け、相手チームにプレスをかけていく前田大然のプレーには、多くの賛辞が寄せられている。その中でも、同じ選手からの称賛は特別だろう。

　2019-20シーズンまでセルティックの宿敵レンジャーズに在籍し、現在はハーツでプレーするスコットランド人MFアンディ・ハリデイが、前田のパフォーマンスに驚嘆している。

『VITAL CELTIC』によると、ハリデイは『Clyde 1 Superscoreboard』で「彼のハムストリングは金属でできているんだと思う。正直、90分間あのインテンシティで走る選手は見たことがない」と、驚きを表わした。

「本当に信じられないよ。最初の１分からやり直しているみたいに感じるんだ。50ヤード（約45メートル）をスプリントしても、２、３秒止まり、何度か深呼吸するだけで、また走れるんだよ。あれは信じられない」

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　さらに、ハリデイは「最初からアンジェ・ポステコグルー監督の３トップのやり方を体現していると思う。シーズンの最初から、ポゼッションを失ったら、すぐにできるだけ早く戻っていた」と、セルティックでオーストラリア人指揮官が目指すサッカーに前田がフィットしていると述べた。

「ダイゼン・マエダがチームにいる大きな理由であることは疑いないと思う。彼のプレスは自分がこれまで見たことがないようなものだからね」

　ハリデイのコメントを受け、VITAL CELTICは「そしてマエダはもっとやれると思う」と、日本代表ストライカーのさらなる活躍に期待を寄せている。

「キョウゴ・フルハシとコンビを組むのが待ち遠しい。それは信じられないほど素晴らしくなるだろう」

　リーグ前節で古橋亨梧が復帰を果たしたことで、前田とのプレーを楽しみにしているファンや関係者は少なくない。日本人コンビの今後に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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