8.14開幕! スタメン? 控え? ブンデス日本勢の現状チェック|長谷部・乾・大迫・長澤

2015年08月14日 遠藤孝輔

長谷部は右SBでの先発出場が有力。

本職のボランチでプレーできない葛藤を抱えながらも、長谷部は右SBをしっかりとこなしている。 (C) Getty Images

長谷部誠(フランクフルト)
[開幕戦の展望]先発有力
vs ヴォルフスブルク(A)≪キックオフ:日本時間16日22:30≫
 
 フェー監督を1年ぶりに呼び戻した今シーズンのフランクフルトは4-1-3-2システムの採用が濃厚で、アンカーは新戦力のライナルツが一番手。長谷部はプレシーズンマッチに続き、DFBカップ1回戦でも右サイドバックで先発出場した。
 
 本職のボランチでプレーできない葛藤を抱えながらも、正確なクロスを撃ち込むなど与えられたタスクを忠実にこなしている。古巣ヴォルフスブルクとの開幕戦でも、4バックの右サイドを担いそうだ。
 
 ただ、7月のゴールドカップ参戦で出遅れていたチャンドラーの状態が整えば、右サイドバックの控えに回る可能性も。
 
 
乾貴士(フランクフルト)
[開幕戦の展望]先発濃厚
vs ヴォルフスブルク(A)≪キックオフ:日本時間16日22:30≫
 
 セルビアU-20代表の世界制覇に貢献したガチノビッチが開幕直前に入団したが、中盤左サイドのレギュラー争いを一歩リードしているのは乾だ。
 
 フェー監督の戦術を理解しているメリットは大きく、課題の安定感やフィニッシュの精度不足を改善できれば、飛躍を遂げてもおかしくない。
 
 開幕戦で対戦するヴォルフスブルクは、乾にとって相性の悪くないチーム。昨シーズンは敵地で相手のオウンゴールを誘うFKを放ち、ホームでは3人抜きドリブルから好アシストと、チームの勝点奪取(2戦ともドロー)に貢献した。
 
ブンデス日本勢の現状チェック|武藤・酒井高・原口・細貝
ブンデス日本勢の現状チェック|香川・内田・清武・酒井宏

次ページ大迫はトップ下/セカンドトップで躍動。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事