「トミヤスが必要だ」離脱が長引く冨安健洋、アーセナルの不振で復帰待望論が過熱!「アルテタは解決策に取り組まなければ」

2022年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「たとえトミヤスが復帰しても…」

復帰が先延ばしになっている冨安。ファンは待ちきれないようだ。(C)Getty Images

 冨安健洋が復帰に「近づいている」とのミケル・アルテタ監督の発言は、アーセナルのサポーターに期待を抱かせた。だがクラブは、日本代表DFがチームのトレーニングに合流するのは、少なくとも4月16日のサウサンプトン戦が終わってからと発表している。

 落胆したサポーターは、9日に行われたブライトン戦(1-2)の中継でテレビカメラがスタジアムで観戦する冨安の姿をとらえたのを受け、様々な反応を見せた。『football.london』が、SNSでのアーセナル・ファンのコメントを紹介している。

「彼が必要だ」
「彼は生きている」
「彼は存在している」
「あれ、ホログラムでしょ」
「いや、オレは信じないぞ」
「なくなるまで良さに気づかないものだ」

 いずれにしても、チャンピオンズ・リーグ出場権を争っている中、キーラン・ティアニーが今季終了と言われるケガを負ったアーセナルだけに、冨安の復帰を待ち望む声は大きい。
 
『football.london』は「アーセナルは強くトミヤス復帰を必要としている」と報じた。

「ティアニーがシーズン終了となり、両サイドの支えがなくなったことで、チームの攻守のポテンシャルがダメージを受けている。だが、正確な復帰のタイミングは不明なままだ。解決策に取り組まなければいけないのはアルテタの役割だ」

 ただ、アーセナルの問題は、冨安復帰が待たれる守備だけではない。プレミアリーグのここ4試合のうち、攻撃陣は2試合で2ゴールを挙げるにとどまっている。この間、チームは3敗を喫した。

 同メディアは「たとえトミヤスが復帰しても、ゴールを決めることは彼の特技ではない」と続けている。

「クラブの負傷問題をどう取り繕っても、アレクサンドル・ラカゼットやチーム全体の得点力は明白な問題だ」

 アーセナルは攻守両面の難局を乗り越え、欧州最高峰の舞台への切符を手にすることができるだろうか。
 
構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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